memo

好きなことだけ語りつくすメモです。

19.mocchi

神戸で一番好きなお店、イタリアンレストラン「Trattoria mocchi(モッチ)」。写真を探してFacebookを見返してたら、特に2015-16年、笑っちゃうほど通ってたので、全写真をupしてみます。どんだけ通っとんねん…。料理もスイーツもお酒も、お店の雰囲気も、そしてマスターの人柄も含めて、すべてが大好きなレストランです!

 

mocchiについて 

神戸の中心地、三宮駅と元町駅のちょうど中間地点くらいにあるイタリアンレストランです。美味しい&おしゃれな飲食店がひしめく路地裏の一角。ちょっとわかりにくい場所かも。ビルの3Fにあります。

www.google.co.jp

オススメはなんといっても伊賀牛のカイノミ!毎回欠かさず頂いています。赤身のジューシーさと、サクサクした意外な食感が癖になる。mocchiさんの牛肉が一番好きです。

 

これまでの食レポと訪問記録(一部)を纏めました。もっとメニューについてメモしておけば良かったな…!

食べたログ

2015.3 ご紹介いただいて

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初mocchi!お料理が本当に美味しくて幸せでした、また行きたい!

アンチョビキャベツとパスタと羊肉と伊賀牛の虜です。

2015.3 グルメな大阪の友達Mさん&親友Cを連れて

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今日も素晴らしい1日だった!パンスプの余韻と筋肉痛に浸りながら目を覚まし、カープ黒田さんの復帰戦をネットで追って初勝利に歓喜し、そして夜はmocchiさんで美味しいご飯を食べてきた。なにもかもめっちゃ美味しくてほんと幸せ…!いい日だ。

2015.7 親友Cと

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また来てしまいましたmocchiさん。ごちそうが食べたい…と思ったら、もうここ!という頭と胃になっている。今日は念願の、伊賀牛と大葉の焼飯も食べて大満足~本当に美味しかった!来月は何食べようかな~

2015.8 東京のグルメな友人M嬢&親友Cを連れて

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東京の友達をmocchiさんにご招待~めっちゃ喜んでくれて良かった!東京にお店出してくださいと直談判してたけど、私達が通えなくなるから阻止。伊賀牛のカイノミ&ランプ、自家製ソーセージ、秋刀魚のペペロンチーノ絶品!次は常連さんにオススメいただいた豚肉をいただきたいな~

2015.9 親友Cと

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mocchi大好きな友人を連れて、一ヶ月ぶりに。今日は伊賀牛とピクルスのサラダ、豚肉のローストがヒットでした。次回はフォアグラのステーキと、豚肉のカツレツを食べようと誓い合い、解散。今日も良い糧、良いお酒でした!

2015.10 前職の先輩方と女史会

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大先輩方の定例食事会に混ぜていただきました。めっちゃ楽しかったやばかった!明日おなかが筋肉痛になるんちゃうかなという位笑ってました。そしてめちゃくちゃモチベーション上がりました。もっと上に行かなきゃ!尊敬できる方々と出会えたことに、心から感謝しています。今日もmocchiさんは最高でした。

2015.11 前職の後輩を招待?

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今夜もmocchi!この写真たちは、来週の私を癒してくれるはず…(たっぷり美味しいもの食べたんだから頑張れ)今日はだいぶ肉肉しいメニューでした。白子と蕪のペペロンチーノ、美味しかったー!そしてカイノミの魅力からは、どうしても卒業できそうにありません。

2015.12 親友Cと

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隔週で通っているmocchi。友達のお祝いに、どこ行きたい?と聞いたら迷いなくここ!だったので。今日もたらふく食べました~

2015.12 グルメな東京のお客様をご正体

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今年最後のmocchi!食べ納めです。ずっとごはんをご一緒したかった方と、念願叶って。めっちゃ楽しい夜でした!帰り道の商店街で人だかりが…と思ったら映画版デスノートの撮影だったらしい。

2016.3 グルメな大阪のMさん&親友Cと

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2016年の初mocchi!大事な友人を招待したのですがとっても喜んでくれました。今夜はジョジョ4,5部について熱く語っていました。

2016.5 先輩方との女史会

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定例会@mocchi。今日もゴキゲンな夜で楽しかった!エネルギー充填したので、明日からも頑張れそう。雲丹としらすとアスパラのクリームスパゲッティ&伊賀牛のランプ+イチボ最高。

2016.5 ワールドワイドにグルメな友人、岐阜のNをご招待

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遠方からの友人をお招きして、今日もmocchi。「食事と幸せ」をテーマにした写真展を見てきたところだったので、改めておいしいお料理をいただける幸せを噛みしめました。

2016.7 Aちゃんを連れて

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妹の友達と。いつも話が尽きなくて楽しいごはんです。イタリア育ちの彼女も「本場の味に似てる…!」と唸らせるmocchiすごい。伊賀牛を頂いた瞬間、二人して拝みました。感謝、感謝。来週からさらに忙しくなるけど、エネルギー充填したし、頑張ろう!

2016.8 親友Cと

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「うなぎの蒲焼のリゾット」はクセになる味でした~僕が食べたかったから作ってみた!とマスター。友達と、お互いの頑張りを労って。食べすぎた!

2016.10 ワールドワイドなグルメ友人Tを招待

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友人の誕生日をお祝いしてきました。またもや「東京に出店しませんか?」と口説かれるmocchiさん。うにのクリームパスタが最高!

2017.2 東京のグルメな友人M嬢と(2度目)

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東京から出張で関西に来た友人と、久々のmocchi。

ジャスティス‼︎‼︎‼︎

と海老反りしたくなる美味しさでした。伊賀牛をいただいた瞬間は、道長公にも負けないくらいこの世の春を謳歌していたし、大人になって良かったー!と思いました。今日の仕事も本当に楽しかったし、幸せです。

 

2018.1頃 仕事仲間と

※写真は撮っていないけど、ややヘビーだったプロジェクトの打ち上げで、スタッフ6人位で。閉店までいたような。仕事中は、ちょっとだけ壁があるな…と思っていた人と、この夜めちゃ語り合って、心のちょっと深いところまで話し込んで、すこしだけ分かり合えた気がした。彼の肩越しに見ていたmocchiさんの壁の絵の色の感じとか、くっきり思い出せる。忘れられない夜です。

2018.9 プロジェクトのパートナーKさんと

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半年間のプロジェクトの打ち上げ。しんどい時もあったけど、パートナーが居てくれたから完走できたし、いい仕事ができました。出会えたことに感謝した夜。桃とモッツアレラと生ハムのサラダが最高に美味しかった…!

 

こうして振り返ってみると、大事な人達だけをご招待しておもてなしする場としてmocchiさんを選んでるなあと。三宮の旧店舗(現comocchi)から大箱のmocchiに移転してから、ちょっと訪問ペースは落ちているけど、また近いうちに行きたいです。親友に、誕生日を祝ってもらおうかな。

 

そして、行ったら必ず食べてしまうメニュー、私的TOP3。

1.伊賀牛(特にカイノミ)

ランプやイチボも好きですが、やっぱり一番はカイノミかな!サクサクの食感と、肉汁がふわっと広がるジューシィさが癖になる。一切れを丸ごと口に入れて、数分、宇宙を感じながらお肉を堪能するのが大好きです。

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2.前菜 全部乗せ

味にうるさい親友が常々「mocchiさんの素晴らしいのは、前菜が全部美味しいところ!」と言うのですが、本当にその通りだなと。肉も野菜も魚も全部美味しい!絶対これを平らげてから次のお皿へ向かうので、mocchiさんでたくさんのメニューを食べ切れなくて…笑

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3.伊賀牛と大葉の焼飯

これでもか!と入っている伊賀牛とごろごろズッキーニの取り合わせが絶妙。大葉も良い香りづけです。いつも「お腹いっぱいかも…」となる友人に、これだけは食べさせて!と追加オーダーして、ふたりして「食べすぎて動けない…」となるやつです。

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4.自家製ソーセージ

大好き!コンビニやスーパーで売ってくれたら毎日食べられるのに…と、いつもマスターに言ってしまうやつ。見た目はハンバーグなんですが、ちょっとしょっぱくて、ジューシィで、とにかくツボ!!!

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5.チーズケーキ

びっっっっくりするくらい美味しくて!初めて食べた時「どこのお店のケーキですか?」ってマスターに聞いたら「僕が作ってます」と言われてひっくり返りそうになりました。ゴルゴンゾーラのチーズケーキ、ケーキ屋さんがひしめく神戸の中でもトップレベルです。

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「アラン・デュカス 宮廷のレストラン」で「高級レストランは思い出をつくってもらう場」的な言葉がありますが、私にとってmocchiはまさしくそんな場所です。美味しいものをいっぱい食べて、大好きな人達と心ゆくまで語らって、元気になれる場所。

いつまでもそんな場所でいてほしいなと思います。通わねば!

17.Apple Pencil

このブログの「Bamboo Tip」の記事を見に来られている方が多そうなのが、ずっと気になっていました。半年前から、Apple Pencilユーザーになっております!もう戻れません…。

shiofever.hatenablog.com

 

Apple Pencil

9.7インチiPadがApple Pencilに対応したと聞いて、結構長いこと悶々としていたのですが、5月頃に買い換えました。憧れのApple Pencil!

もう、快適すぎて最高です!あれから半年、ノートや手帳は一切使っていません。

クライアント先でも、ヒアリング中のメモはすべてiPadで。

読書も、映画鑑賞も、遊びも、日々のタスク管理もiPadで。

Apple Pencilでがしがし手書きしていくのが好きなので、もっぱら、Noteshelf2にカスタマイズしたテンプレートを仕込んでノートにしています。

 

Apple Pencilの使い方

塗り絵とか。安野モヨコさんの塗り絵本のお試しイラスト。数日間はまって、1日1枚塗ってました。テンプレにして、いつでも線画をノート化できるようにして。

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ムーミンアプリの資材管理表とか。Excelで作ってテンプレにしました。試行錯誤の結果、アイテムごとに一覧化して、個数と目標値をデイリーで書き込み、不足していてかつ注力すべき資材を可視化する方法に落ち着いてます。本当は、各資材の相関関係も把握しやすくなったらなあ…と思いつつ。(資材調達や購買部で使われているテンプレとかを参考にしたらいいのかな?)

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仕事で使う企画書テンプレ。あと1週間のタスク管理ノートや、1ヶ月のプレゼンスケジュール、5W1H整理ノート等をテンプレノート化しています。PPTで作ったファイルをPDF化して、Noteshelf2に登録して使っています。快適すぎる。

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一時期、1人4役をこなさなければいけなくなった時、はじめの2週間ほどは混乱したので、自作のタイムスケジュール表に、役ごとに線の色を変えて書き込んでいました。生活のリズムを考えるのに役立って、落ち着きました。普段のタスク管理はWonderListとGoogleカレンダーだけで十分だけど、カオスな時はやっぱり手書きが効きますね。

 

最近、Mind Mapにはまっているのですが、デジタル向きですね。思考の整理に最適。「宝石の国」の謎を整理してみると、新しい発見がふたつ程あっておおっとなりました。

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フリーDLされている書籍なども入れたりしています。休日の街散歩に出て、カフェで休憩する時の読書用にしたり。

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ペーパーライクのフィルムを貼っているので、本当に手書きでメモしている感覚です。荷物も軽くなって最高です!

Noteshelf2とApple Pencilの組み合わせがベストなのは間違いないので、今後はどんなノートを作れば仕事や趣味が捗るか…をとことん追求していきたいです。

先日まで総合病院に通っていて、先生の診察を受けたり、検査結果を聞いたりする時も、ひたすらApple Pencil&iPadを使っていたのですが、先生方から「それ、いいですね」と言われて。診察の時、やっぱり動揺したりするし、病名も覚えきれないから、予め質問したいことやフローチャートを書いて臨んでいただけなんですけど。医療現場こそ、こういうガジェットはどんどん取り入れたらいいと思うんだけどな。診察中、新しい電子カルテのシステムに戸惑った先生が、入力したヒアリング&診察事項を全消去してしまい慌てていたのを見て、「分かりづらいUIで大変だなあ」と思ったのでした。分かりやすさ、使いやすさは大事です。

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16.indigo jam unit

活動休止から2年、私はめっきりライブに行くことが減りました。FOBが来日する時とか、お誘い頂いたらロックバンドのライブに行く程度に…これまで年に2回はindigo jam unitのライブに行っていたから、なんだか気が抜けたような日々です。

 

indigo jam unitについて

2005年結成。笹井克彦(WB)、樽栄嘉哉(Pf)、和佐野功(Dr & Per)、清水勇博(Dr)からなるインスト・ユニット。2016年に活動休止。

 

今でも新幹線で移動する時は必ず聴きます。休日の街散歩の時とか。なかなか寝付けない夜とか。行きつけの小料理屋さんでのBGMも高確率でindigo jam unitだなあ。あと、家でバンドTシャツ着てます。着心地が最上級なので。もっと買っておけば良かった。billboard大阪のライブでいただいたTシャツは封を開けずしまってあります、家宝です。

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振り返れば、出会いはHMV三宮店でした。なんとなく新しい音楽に触れたくて、いつもはPUNK/ROCKのコーナーしか行かないのに、じっくりと店内を一周して。そしてjazzのコーナーで、店員さんが書いた熱いレコメンドの文章に惹かれてヘッドフォンを取ったのでした。

jazzはあんまり、というか全然わからないなーと思いながら再生して、直後。艶やかなピアノの旋律と、骨太なウッドベースの音にやられました。これはアタリだ!運命の出会いだ!とCDを手に即レジへ。それが「Roots」でした。もうずーっと聴いていました。中でも、今でも一番好きなのが「VOYGER」です。ピアノの音色というか、ドラマティックな旋律が好きすぎて…(樽栄さんがピアノを始めたのが20歳から…とどこかで見かけてひっくり返りそうになりました)

www.youtube.com

その後「ラフレア」でライブがあると知って、早速チケットをゲットしました。でも、それまでフェスやロックバンドのライブは頻繁に行っていたけど、ジャズバンドは初めてで。作法とかわからないし、1人参加だし…と多少躊躇したものの、会場がラフレアだったので踏み切れました。前職のオフィスの近くで、よくランチに行っていたお店だったので。それが良かったんだと思います。

- basis records: indigo jam unit -

Indigo Jam Unit

  • ジャズ

 


ここからライブ参加後のレポ。メモを残していたものだけ。

ライブ参加メモ

2011年/神戸ラフレア

始まる前はひたすらドキドキしていて、乗れるかな、場違いだったらどうしよう…と不安だらけで。でも、本当に杞憂だった。

生で聴く樽栄さんのピアノに、感激して泣きそうになった。笹井さんのウッドベースの低音で産毛がチリチリする感覚すらあった。そして何よりツインドラムの迫力と、ライブ中盤の暴走が、ほんとすごくて!なんだろう、ちょっとイっちゃってるよね…?(失礼)と思うくらい、物凄い。清水さんと和佐野さんの掛け合いがもう、すっっっごくて。耳の外も中も、ドラムの音で満たされてうねるような、今にも何かが弾けて溢れてしまいそうな。(清水さんのドラム、まじでやばい)最高の夜でした。

この動画みたいな。いや、生は、これ以上の迫力とグルーヴだった。

youtu.be


(この後、毎年2回ずつくらい、ラフレアやビルボード大阪でライブを観ています) 

2014.3/渋谷クラブクアトロ

ちょうど、東京に短期駐在していたタイミングだったので、関西以外の場所でのindigo jam unitを観たいなあと思って。

なんとなく、オーディエンスの雰囲気も、箱の感じもいつもと違う雰囲気で、記憶に残った夜でした。 

2014.6.21/Billboard Live OSAKA

何回目のライブだろう?多分3年前のラフレアが初見だったと思いますが、7回目位かな。定期的にindigo jam unitの生音を浴びないと生きていけないです。

今夜も凄かった!樽栄さんのピアノ、美しすぎて痛いくらい。清水さんの正面の席だったのでずっと手元拝見してましたが、同じ人間なのかな…?と思ってしまう(位、凄い!)本当に楽しくて、幸せな時間でした!

ノベルティで頂いたフルカウントさんのデニムのレコードバッグ、大事にしよう。そして次こそは、Tシャツを買ってサインしてもらおう。毎回勇気出ないんですよね、コンプしてるくせに!

2015.6.12/Billboard Live OSAKA

今夜もすばらしく濃密で贅沢な時間を過ごさせていただきました!indigo jam unitのLIVEは本当に、何もかもが心地よくて最高。皆さんが出入りする通路脇の席だったので動悸がやばかった。そして今回も、サインしてもらう勇気が出ずに帰ってきてしまった…次こそは!

2016.3.12/梅田クラブクアトロ

人生において、出会って良かったなあと思うモノ、コト、ヒトを10個あげるとしたら、確実にそのうちのひとつに入るのがindigo jam unitなのですが、今年の夏に活動を休止するため、今日の梅田クアトロでのライブが最後になるなあと寂しくて仕方なかったのです。

でも!涙ぐんでいたのは最初だけで、あとはもう楽しくて嬉しくて!アンコール2回やってくれるのも珍しい。オーディエンスとメンバー4人との一体感が半端なかった、やばかった!もう4人全員がほんとに凄かった。特に清水さんのドラムがもう、神かな。しかも夏までにいくつかライブしてくれるそうで、涙ひっこみました~やったー!ビルボード行くぞー!

そして今日は、ついに、勇気を出して、ピアノの樽栄さんとドラムの清水さんにサインと握手してもらってしまった…もう手を洗いたくない…

今夜のライブも最高でした。あと一回は、この贅沢な時間を過ごせるんだなあ良かった…!

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2016.6.24/Billboard Live OSAKA

ビルボードでのラストライブでした。途中まで、これが最後のライブかと思ってめっちゃ泣きながら聴いてたんですが、アンコール時のMCで8月末までライブあるってんでズコーーーーありがとう!!!ラフレアのライブ行きます!!!

あの日あの時三ノ宮のHMVで、店員さんの猛烈レコメンドpopに惹かれて視聴して本当に良かった。このジャズバンドと出会えて、本当に良かった。日本の宝だと思います。

ケミストリーってこういうことか、こんな奇跡が起こせるのかと、毎回気付かせてくれるバンドです。8月末のチケット、取れますように…!

2016.7.24/神戸ラフレア

私にとってのラストライブになるはずで、その覚悟で臨んでいたのですが、なんと8月の帰省中に広島でのライブが決まったということでこれは行くしかない!

今日は懐かしい曲ばかり演奏してくれて、何より最愛の「VOYAGER」を演ってくれて、泣くしかなかったです。今日このラフレアの中で、一番この曲を好きなの絶対私ですよ、と思いながら。本当に嬉しかった。

初めてindigo jam unitを知って手にしたアルバム「Roots」、2010年リリースですが、それから6年、良き仕事、良き仲間、良き友人、贔屓チームの躍進と、楽しいことがたくさんあった素敵な日々でしたが、確実に重要な1ピースだったのがindigo jam unitというバンドでした。

終始、この人らほんまに凄いな!どこまで行くんやろ!?とにやにやしながら、音の洪水に浸る時間のなんと幸せなことか。感謝です。あー広島のチケット取れますように!

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2016.8.15/広島クラブクアトロ

たぶん、これが本当に最後のindigo jam unitのライブ参加になりました。楽しかったー!今月末で活動休止されますが、またきっといつか、何処かで、indigo jam unitの生演奏を聴けると信じています。

最終の新幹線に間に合わなくなってしまうので、中盤で退出したのですが、とても幸せなひと時でした。純粋に音楽を楽しめたというか。先月のラフレアで「これが最後!」という気合いは置いてきたので。

ゲストボーカルのふたりが素晴らしかった。畠山美由紀さんと、藤原さくらさん。畠山さんの声が、本当に艶っぽくて美しくて聴き惚れて。そして藤原さくらさん!月9のドラマに出てらした方ですね、声が素敵だなあと気になってた方なので嬉しかった!indigo jam unitの大ファンだそうでずっとぽろぽろ泣いてらっしゃって。「あの日に帰りたい」と、カーディガンズの「カーニヴァル」を歌ってくれて、うわーーーーっ!と大興奮しました。樽栄さんのピアノで、カーニヴァルかあ…!神様ありがとうございます!!生きててよかった…藤原さくらさんは本当に声がすごく魅力的で、そして可愛らしい女性でした。あの素晴らしいひと時、DVDになったりしないんだなあ…あそこに居合わせた人だけの特権なんだな。と思うと、本当、贅沢です。

ずっと形を変えずに居続けることって難しいなと、つくづく思いますが、だからこそ、一瞬を大事に噛み締めないといけないんだと、改めて思いました。

あと、演奏中にぼんやり考えてたことなんですが、私は家族や仲間や周囲の人々に、常に幸せを与えてもらっていて、それはとても尊く、ありがたいことなので、少しずつでも自分の力で返していきたい、と思いました。indigo jam unitの皆さんにも、たくさんの幸せを貰ったので、今後もなにかきっかけがあれば、どんどん返していきたい。感謝の気持ちでいっぱいです。 

2016.9.4(日記)

ついに、indigo jam unit、活動休止。

ラフレアやビルボードやクアトロで味わったあの興奮と感動は、一生忘れたくありません。素晴らしい音楽と、素敵なメンバーの皆さんに感謝。(出会わせてくれた、HMV三宮店のスタッフさんにも!)

15枚のアルバムと、樽栄さんと清水さんにサインしてもらったエッグシェーカーは、ずっと大切にします。

また何処かで、indigo jam unitの音楽に出会えますように!

 

 

2018/10/28時点の、私的ベスト(25曲)

VOYAGER(Roots)
End Of Fall(Lights)
Phoenix(INDEPENDENT)
Sepia(INDEPENDENT)
Rush(Collectivity)
Raindrop(Pirates)
Silverflame(impression)
Horizon(indigo jam unit)
Synchronic(indigo jam unit)
Windscreen Rain(Milestone)
Zeus(Milestone)
Milestone(Milestone)
Rumble(Pirates)
Himawari(Pirates)
Time(Pirates)
Nostalgia(Pirates)
Matador(REALism)
Sphinx(REALism)
Rabel(RABEL)
4 Caminos(RABEL)
RAIN MAN(Roots)
SILHOUETTE(Roots)
alert(2x2)
gekko(2x2)
2x2(2x2)


活動再開を待っています。心の底から。いつまでも!

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15.宝石の国

ついに9巻が発売になりました「宝石の国」!ここしばらく、漫画では一番好きな作品です。

 

「宝石の国」の魅力について

アニメが始まってしばらくしてから知って、漫画全部揃えて、市川春子先生の過去作品も揃えて、アニメの配信を延々エンリピして、有楽町マルイのTVアニメ『宝石の国』展にも行きました。アニメのOP,ED曲も超好き…

7巻が2017年5月、8巻が2017年11月、9巻が2018年10月発売なので、次の巻まで…1年弱…?早く来年になってほしいです…!

 

※以下、めちゃくちゃネタバレ※

9巻が発売されて、打ちのめされ、だいぶ鬱モードになり…1巻から改めて読み返し、再び、お花畑ワールドからじわじわと嵐の真っ只中に放り込まれ錐揉みにされる感覚を味わうのでした。

本当に凄い漫画です。こんなにも主人公が悲惨な目に合う作品があるだろうかと…というか1巻のフォスフォフィライトとは既にほぼ別人(構造も性格も)。でもフォスなんだよなあ…理知的に、そして強くなっても、「動くたびに状況がどんどん悪い方へ転がっていく」という特性は一貫していて。本人はひたすら懸命に、仲間を月から連れ戻そうと必死なだけなのに。そこが不憫で…不憫という言葉も軽い気がして、適切な言葉が見つかりません。

何故ここまで「宝石の国」にはまるのか、私が思う魅力を洗い出してみました。

 

主人公:フォスフォフィライトの変化

1~2巻ではキングオブへなちょこだったけど、持ち前の明るさと口の達者さで愛されキャラだったフォスが…3巻でアンタークチサイトにしごかれ、感化され、4巻では強く立派になって。それが、良い方向に進めば良かったのに。

3巻では「向いていないとわかっててなぜそうも戦いたがる?」と問われ、「先生が大好きだから助けたいんです」と答えていたフォスが!先生と、仲間と戦うことになるなんてなあ…

6巻、みんなで戦った後「みんなと/一緒に戦うのはいいね」と呟くフォスが泣いてるのが…改めて見返すと、泣ける…

フォスフォフィライトの変貌ぶりダイジェスト

1巻…動物?と会話できるようになる
2巻…両足が無くなり貝殻アゲート義足に&無職
3巻…両腕を無くして金・白金に/アンタークチサイトが連れ去られる/強くなる
4巻…すっかり性格が変わり白昼夢を見まくる/先生に不信感を抱くようになる
5巻…疑心暗鬼な性格に/シンシャに振られる
6巻…ゴースト(表層)が連れ去られる/自分の頭部を連れ去られる
7巻…ラピスの頭部を接合される/起きたら102年経ってた/月に連れ去られる(計画的)
8巻…月で仲間達が星の砂になっていることを知る(絶望)/左目を抉られ合成真珠を嵌められる/工作活動の末、有志8名を月に連れ去る
9巻…残った組に「仲間ではない」と言われる&戦う&まっぷたつになる/カンゴームに頭を砕かれる

いやーすごいな。やる事なす事裏目に出てる感すごくて、月人側に付いたのもどう…なるのかと…失敗なのでは?という不安が凄いです。今後の展開が怖いよ…!

 

散りばめられた謎

改めて読み返すと、金剛先生は何故、1巻初っ端でフォスに「博物誌を編む」仕事を与えたのか、何を期待していたのか?と疑問に思いました。「現在を保存し未来の不意に備える/重要かつ創造的で知的な仕事だ」という目的の意図は何だったんだろう?いずれ来る、宝石たちとの歪な関係の終わりを予期していたんだろうか??

他にも謎はいっっっぱいありますが書ききれないので、思いついた端から追記しよう…

※blog末尾に追記しました(10/29)

 

キャラたちの愛くるしさ

宝石達がつよい!かわいい!おもろい!みんなキャラがめちゃくちゃ濃い!!

それだけじゃなく、言葉がきらきらしていてズシンときます。アンタ―クチサイトの言葉「低硬度から勇気をとったらなにもない」(3巻P.63)が胸に来る。

金剛先生や王はもちろん、月人達すら愛くるしくておもろくて切なくて、誰一人として憎めない…全員、誰かを騙したり欺いたりしているようには見えなくて、ただ静かな絶望の上に佇んでいる感がすごくて、先が読めなくて苦しいほどです。

 

死生観

宝石達は、砕けはするけど死なないので、作品自体に横たわる死生観が独特だなあと思います。

特に、2巻のP.42にある、フォスと王の対話がズシンと来ました。

「死ってどういうもの?」「いなくなるってことかのう」「見えないけどどっかにはいるんでしょ?」「どこにもいないし/絶対に見つからない」「呼んでも聞こえないの?」「呼ばれてももう自分が誰だかもわからなくなってるんじゃ/ただ/死は何もかも台無しにする代わりに生を価値あるものにする/そう悪いものでもない」

今年の春以降は、亡くなった身内が傍に居てくれたらなあ…といつも思っていたので、改めて読み返した時「呼ばれても自分が誰だかもわからなくなっている」のフレーズは、ぐうっと来ました。

 

絵の美しさ

もう本当に絵が美しい…!本文のモノクロも、表紙や人物紹介のカラーも。キャラも可愛いし、特に光や空間の描き方が、本当に素晴らしいです。

そしてアニメ!ぬるぬる動くので、特に戦闘シーンは最高でした。漫画では、激しい動きをイメージしきれないところもあったので。早くアニメ第2期を…渇望…

land-of-the-lustrous.com

本当に大好きな作品です、「宝石の国」。早く結末が知りたいけど、終わってほしくない。幸せなジレンマです。

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10/29追記「宝石の国」の謎について

先生

1.フォスに博物誌編纂の仕事を与えた理由は?(1巻)
2.月人の襲来の意図について「装飾品にするため」と嘘をついていた理由は?(8巻以降、隠蔽やごまかしの素振りが一切無かった/そのくせ「しろ」「博士」については知らぬ存ぜぬを通していた)
3.先生は何のために造られた?自身のことを「祈るための機械」とは言っていない(発言が禁止されている為)。「古代生物」によって造られたモノではあるらしい
➡月の狙いが先生にあるのは事実っぽい(9巻、宝石たちの前での告白より)
4.2巻冒頭、夢の中で合掌しかけて、なぜやめたのか?(手を合わせかけて「あ/夢か/あぶない」と言っている)*謎6とリンク

判明している事実

A.自己修復機能がある(昼寝はその機能のため?)
B.緒の浜で生まれた鉱物生命体に目玉(=魂?)を入れている(月人達が言っていた「よく採れたアポフィライト」は、目玉(魂)を入れられなかった鉱物?)
C.「解決策を探したが、宝石を犠牲にしながら闘争を永続させ、現状を維持することしかできなかった」らしい(9巻)

 

月人

5.なぜ襲撃の際の見た目が仏教テイストなのか?(私服?との違和感。先生の宗派?に合わせているのか)
6.なぜ先生に「祈ってもらえない」?(本当に、先生が壊れたからか?)
➡「#考察の国」タグより、どなたかが「祈る対象ではないから。エクメア達は仏教以外の宗派なのでは」と書かれていたが、それは大いにあり得るのでは。仏教は「祈る」ではなく「仏様を信じて仰ぐ」では?エクメアの”壊れて祈ることを止めた”という言葉を鵜呑みにしていいものか…

7.なぜ「人間合成実験場」があるのか?(月人の望みは「無になること」なのに、なぜ必要なのか)
➡「#考察の国」タグの、どなたかの考察より…”エクメアの手元にはすでに肉(アドミラビリス)と魂(月人)がある。手駒になる骨(カンゴーム)も手に入った”。月人の望みは「無に帰ること」ではなく「人間を創造(復活)させること」じゃないのか?
➡ならば、先生に何をさせたいのか?そもそも、狙いは先生ではなく、やはり宝石(骨)を捕らえること? >>>いやでも、「月の狙いは私にある」と9巻で先生が言っている…

8.なぜ宝石の合成機械があるのか?宝石たちのレプリカを作る理由とは?(エクメアの言葉が本当なら)先生を刺激するための武器として?(そんなに使っているか?)
9.フォスの左目を取り出して合成真珠を入れた意図は? ①監視の為(信頼していない) ②目玉が欲しかった? ③思念をコントロールをする為?
10.「よく採れたアポフィライト」とは?(8巻でフォスが捕らえられた時に月人が言っていた言葉=真実)
➡アポフィライトは、フォス達のように喋ったりする個体ではなかった?緒の浜で原石が生まれるのを、月人たちが採取していた…ということ?(何のために?)
➡先生が目玉(命?)を与える前の個体を、月人が採取し続けていたということなら、「宝石を月に連れ去ること(採取)」は、「先生を刺激する為」以外の意味があるということ?
11.エクメアが宝石たちの名前、性質、関係性をすべて把握できているのはなぜ?(8巻、初対面のフォスにアンタークチサイトの模造品を見せたり。揺さぶる手口が的確すぎる
➡情報源はどこ?
12.なぜ、アドミラビリス族のウェントリココス王を地球に連れてきたのか?宝石を飲み込んで月に連れ去ろうとしていた?(その割には、その後接触がなかったような)

 

エクメアの言葉って本当?シリーズ


13.「無になりたい」という目的は、真実か?
➡アドミラビリス族の言い伝えでは「清らかな地を得/再興のため/肉と骨を取り戻すべくさまよっている」と言われている。これが真の目的なのでは?
14.本当に、硬度6以上の宝石は、粉々になっても復元できるのか?
15.攫われた宝石は、本当に粉々にされているのか?大地に撒かれたのではなく、どこか別の場所にいるのでは?
16.先生の正体は、エクメアが語った通りか? 月人のために作られ、人間が最後に作った祈りのための機械で、人間の肉体および魂を瞬時に分解してしまう強力な破壊装置。月人という分解されていない魂があるにもかかわらず仕事をしなくなってしまった。だから刺激するために宝石を攫っている”
17.”攫った宝石”誰のこと?「攫った宝石への説得と協力/ほとんどのものが自壊するか異常をきたした/そのまま戻したこともあるが以前動きがみられなかったので再度回収した」
18.攫った宝石に、何の話をしたのか?”これまでに攫った宝石の半数が自壊or異常をきたした”…自壊する程ショッキングな話?フォスが8巻で大きなショックを受けたのは”攫われた宝石たちが月の砂になっている/先生は祈りの為に造られた破壊兵器/宝石が攫われるのは先生の所為”だからでは?
➡もしエクメアの話が本当ではないとしたら、何のために宝石を攫ったのか?(9巻までの結果として)①たくさんの宝石(骨)が月人の手元に残っている ②フォスフォフィライトの工作により、多くの宝石が月に渡った

 

宝石

19.28名いる?(1巻で”28名”と言っているが、どこまで含めるのか?)
・登場した宝石たち:フォスフォフィライト、ゴーシュ、モルガナイト、ルチル、シンシャ、ベニトアイト、ジュード、ダイヤモンド、ボルツ、ユークレース、レッドベリル、ネプチュナイト、イエローダイヤモンド、ジルコン、オブシディアン、アメシスト、アレキサンドライト、アンタ―クチサイト、ゴースト(カンゴーム)、スフェン、ペリドット、レッドベリル…ここまでで22名
・月にいる?:ヘリオドール、グリーンダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、ピンクトバーズ、ピンクフローライト?…6名
・どうなった?:レッドダイヤモンド(1番最初に目玉を入れられた鉱物生命体)

afternoon.moae.jp

14.広島東洋カープ

球団史上初の三連覇。今年の春先は、さすがに三連覇は難しいのでは…と思っていました。こんなに強くなるなんて。5年位前は、想像していませんでした。

 

広島出身です。大学進学で関西に出てくるまでは、生粋の広島人でした。

子供の頃は、伯父や父がガチの鯉党だったので、毎シーズン市民球場に行っていました。当時の球場は野次が凄くて、それが当たり前だと思ってたなあ。実家の近所に監督やコーチ陣が住んでいて、同級生の親が監督だったりもしたので、カープはとても身近な存在でした。

進学してからは、離れた分、一層カープの情報を収集するようになって。広島と自分を繋ぐ縁だと思ってました。

その頃のカープはめちゃくちゃ弱くて!万年5位、6位で、話題が無さすぎてカープ犬ミッキー君とか、ブラウン監督のベース投げとかがスポーツニュースに取り上げられて、「それしかネタ無いもんねえ…」と思いながら。優勝争いに加われない悔しさ、情けなさを感じながらも、ファンも、たぶん選手も、負け犬根性が染み付いてしまっていたんだろうと思います。

新井さんが「優勝できるチームでプレーしたい」と言ってFAした時、悔しくて悔しくて。出て行かないで、と球団宛に、泣きながらメールを送った夜のことは今でも忘れられないです。可愛さ余って憎さ百倍的に、もう一生、許せる日は来ないだろうと思っていました。

その新井さんが引退するその年に、三連覇を達成。新井さんが、黒田さんが帰ってきてくれて。若い選手たちの成長を加速させてくれて、チームをひとつに纏め上げてくれて。

本当に強いチームになりました。今はチームに居ないけど、マエケンや琢朗さんの「俺たちは勝てる!」と言いきってくれた、前を向かせてくれた言葉たちのおかげでもある。有能すぎるスカウト陣のパワーも素晴らしい。

サヨナラ勝ちをした9/23のズムスタでしみじみ思った、ファンの声援が、10人目の選手なんだと思いました。投手が苦しくなった時に、自然に巻き起こる声援、拍手。届いている、力になっている、と実感できました。

 

カープが広島にいてくれるだけで幸せ。

怪我なく元気でプレーしてくれたら、もっと幸せ。

試合に勝ってくれたら、一日中幸せ。

Aクラスに入ったら、強くなったなあ、頑張ったもんねえと晴れがましい。

優勝したら、まるで夢みたい。長い長い夢を見てたのかなと信じられない気持ちでふわふわ。

二連覇したら、だってこんなに良いチーム、球団なんだもん、と誇らしく思いつつ、でもどこかで、嘘みたい、信じられない。

(日本シリーズ進出を逃して、ああ…ほらやっぱり大事なところで勝てないんだ…と、万年5位だった頃の弱さを思い出して卑屈な気持ちに)

そして、三連覇。強くなったなあ、あんなに頑張ったもんね、と涙しか無かった。

優勝決定戦で、10-0という、完璧に強いカープ野球を魅せてくれたのが、本当に嬉しい。九里のパーフェクトなピッチング、誠也の気迫溢れるヘッドスライディング、先発全員安打、猛打賞、中崎の三者三振。強い!

 

個人的に、野間が大ブレイクしたことが本当に嬉しくて。毎年キャンプでバットを振りまくって、掌を豆だらけにして頑張ったのを見ていたから、本当に本当に嬉しいです。

 

毎年、中国新聞で、選手の年俸をチェックして、ちゃんと皆が評価されているか見守っていた鯉党の伯父が四月に逝去して。どうやってこの三連覇を伝えたらいいんだろう、と考えていた数週間でした。きっと天国で観て、喜んでるよね。おじちゃん、カープ、三連覇したよ!凄いよね!!!

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【解説】広島 今季圧勝 その理由 | NHKニュース

www.carp.co.jp

 

2016.9.10、25年振りに優勝した時のFacebook投稿をここに載せます。

夢を見てるみたいです。
カープ、ついに25年振りに、リーグ優勝ー!

8年前の自分に教えてやりたい。
2016年9月10日、緒方さんが監督で、黒田さんと新井さんがチームを引っ張って、菊池、丸、田中、誠也っていう若鯉が大活躍して、選手もコーチ陣もスタッフも、皆一丸となって優勝したんだよと。
そういう未来があるんだよ。嘘みたい。出来過ぎのドラマ見たいです。

万年5位だった弱小球団が、本当に強くなりました。今日の試合も、巨人に先制された時、勝つなと思いました。粘り強い、逆転のカープ。
8年前は、カープなんて阪神や巨人のファームだって笑われてたのに。
ファンにも選手にも、負け癖が染み付いていて、勝てなくても5位でも、お金がないから仕方ないんだと、ずっと思っていました。これが精一杯なんだと。
自分達で「負ける理由」を作ってるんだから、そりゃ勝てるわけないよね!と、今では思います。

でも、今年いきなり強くなったわけじゃなくて。数年前からすこしずつ、変化はありました。
弱かった時代にも、懸命にもがき続けて、這い上がろうとした選手たちがいて、
このメンバーで優勝したい、と願い続けながら引退していった選手たちがいて、
俺たちは強くなれる、優勝を目指すんだと鼓舞し続けた選手がいて、
俺たちは弱くない、絶対にAクラスに行くんだ、行ける力があるんだ、と言葉にした選手がいたから。
だから変われたし、強くなれたんだと思います。

だから私は、カープを強いチームにしたのは、前田健太投手と、石井琢朗コーチだと思っています。
今日、マエケンに、チームにいて欲しかったなあ。アメリカで、笑ってるんだろうなあ。
「琢朗さんを、CSに連れて行かなければいけません」
4年前のシーズン終盤戦、ある試合のヒロインで、マエケンが宣言しました。横浜から移籍した大ベテラン、石井琢朗選手の、現役最後のシーズン。あの言葉にしびれて、カープの未来の希望を感じました。
その年は結局、CS進出は惜しくも逃したんだけど、翌年、初のCS進出を果たしました。
琢朗さんがカープに来てくれて、皆を鼓舞してくれて。共感したマエケンがどんどん強い闘志を言葉にしていって、名実ともにエースになって。
あの頃から、カープは変わり始めたんだと思っています。

それまでは、選手がみんな寡黙というか、真面目で無骨なタイプの選手が多かったから、強くなりたいのか、勝ちたいのかすらわからんわ、と思っていた時代もありました。
ボール犬ミッキーとか、ブラウン監督のベース投げとかのトピックスばかり話題になってた時代も長くて。
それなりに楽しかったけど、でも、優勝を狙うなんておこがましい…という気持ちもあって。

今年は本当に強い。誰が強い、というか、みんなが一試合一試合、勝ちに向けて、ものすごく集中して、大事に戦っている。だからシーズン半分以上が逆転勝ちになる。
新井さんや黒田さんが闘志を剥き出しにすることが、若手のテンションとポテンシャルを引き出したのかな、と思います。

黒田さんのピッチングと粘りの打席、
3回の田中広輔、よく走ったなあ、
4回の誠也と松山の連続HR、5回の誠也の2ラン、
新井さんのまさかの追加点と全力プレイ、
ジャクソンのはらはらドキドキの8回裏、
中崎の、1発打たれたら同点の場面での153キロのストレート、9回裏。
ほんっっと、楽しかったなー!
優勝が決まった瞬間、胴上げの直前、黒田さんと新井さんがつよくつよく抱き合ってるのを見て、嗚咽が込み上げました。

ビールかけ、皆嬉しそうで楽しそうで、良かったなー!
広島の本通りで、道行く人達がハイタッチして歩くの、羨ましいなー!
ああ、良い日だ。良い年だ。
最高でーーーす!!!

12.ズムスタ

広島出身です。なので子供の頃からカープファンです。一族郎党、生粋の鯉党なので、法事などで集まったらだいたい試合中継にチャンネルを合わせるし、カープトークになります。笑
今年も無事、リーグ優勝できそうなので(三連覇とか、いまだに夢じゃないかなと思う…)カープ球団や選手については改めてまとめるとして、今回はズムスタの好きなところ&フォトアルバムをまとめます。

 

Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)

2007年11月26日に起工、2009年3月に竣工式、同年4月から公式戦が開催されました。広島市民球場を愛してやまなかったので(古さ、不便さは承知のうえで)新しい球場なんて…という気持ちが無いでもなかったですが、初めて足を踏み入れたときは感動に震えました。
松田オーナー、ありがとうございます!!!と。
工事中は、入団する岩本のHRが出やすいようにレフトのフェンスを低くするんだ~的なことしか聞いてなくて、大丈夫なのかこのスタジアム…と思ったことをよく覚えている。あと、結局、予算的にドーム型は見送りになって、結局雨天中止への対策は無しかとがっかりもした(オープン型を愛しているけど、雨天中止が多いのも悲しいし)
でも、オープン型で良かったです!デイゲームの青空、ナイトゲームの夕暮れの美しさは最高だし、吹き抜ける風の気持ちよさを感じたくて、試合を見に行くとつい回遊してしまいます。
他の球場に行くこともありますが、なかなか回遊しづらいので、ズムスタに慣れた身だと「散歩できないストレス」を若干感じてしまうほどに。笑

どこを撮っても絵になるズムスタ、大好きです。

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一塁側内野席で観戦できた時は幸せすぎて。。。メジャーに行く前のマエケン!

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そして…黒田さん!!!

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そして今シーズン、私のレプリカユニは37番!野間!!

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赤松ー!一軍で俊足を観たいです、待ってます!(エルドレッドとの対格差すごい)

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ズムスタで好きなスポット。

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フードメニュー

ズムスタと言えば!フードメニューの充実っぷり!いつも選手コラボメニューを食べてしまうので、他にも気になるお店はたくさんあるのに、全然制覇できていません。シーズン毎日通ったら満足できるのでは…と思うくらい、フードは充実しています。

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観戦時はだいたい選手コラボメニューを食べています。

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カープうどんも食べますし!

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フードの写真めっちゃ充実してしまった!

 

試合を見るだけでも十分楽しいのに、回遊して素敵な景色を発見したり、何を食べるか真剣に悩んでみたり、変わり種シートで観戦してみたり(いつか寝ソベリアで観たい…!)、記念プレートを見て感動を思い起こしては涙してみたり。という、「楽しみ」がめちゃくちゃ詰まったスタジアムなのでした。

チケットが本当に取りにくくて、あの問題は本当何とかならないかなと思うのですが、昔、「今日、シーズン最終戦だし、試合観に行く?」「チケットあるかな、もう10時だよ」→取れた。という時代よりは全然いい。がらがらの球場より、全然いい!

私の今シーズンのズムスタ観戦はあと一試合あるのですが、たぶんもうリーグ優勝は決まっているのではと思うので。野球そのものと、ズムスタの魅力を最大限に堪能してきます。

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Mazda Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)公式サイト

10.dubluvyobsのリュック

いろいろありすぎた春でした。梅雨がじきに明けて夏を迎える前に、ちょっと前向きになった自分の気持ちを整理しておきたい。
 

white96anddubluvyobs.blogspot.jp


dubluvyobsさんを知ったのは、たしかNAGASAWA煉瓦倉庫店さんのTwitterで見かけ、SNSアカウントをフォローしたのが始まりでした。帆布バッグは昔から大好きだったし、作りや色合いがとっても機能的かつクールで好みだったので!

元々、文房具や鞄は「仕事での相棒」としてこだわる傾向があって。(こないだやっとApple Pencilデビューも果たし、肌身離さず使い倒してます。愛!)

今、仕事用の鞄はMILESTOのSTLAKT バックパックを愛用していて、もうこいつ以上の有能バッグには出会えないだろって位なんですが、オフタイムに使うのは別のものが良いな~と思っていた矢先でした。

 

できればiPadとスマホ2台、財布と鍵は入ってほしい。でもその頃使っていた月光荘の帆布のちびショルダーバッグは小さくて。可愛いけど。

なのでいつかオーダー会に行って、好みのバッグを作ってもらおう!と、半年近く、機会を狙っていました。


そんなことを考えてたら、4月に、育ての親だった祖母と伯父が立て続けに亡くなって。

両親よりも長い時間を一緒に過ごしたふたりだったから、足元がぐらぐらになって、仕事へのモチベーション(というか会社へのエンゲージメント)が急降下するし。趣味の映画鑑賞や読書も興味が失せて、割と、真っ暗闇でした。友達が支えてくれなかったら、立ち直れてなかったかも。


そんな時、dubluvyobsさんのオーダー会がNAGASAWA煉瓦倉庫店さんであると知って、だいぶ迷ったのですが、帰省前に、景気付けに行っとくか…!と乗り込んだのでした。

新幹線の時間があったので、ささっとオーダーを済ませたくて、開始20分前位から店頭でバッグを眺めていたら、クリエイターさんが早めに対応してくださって、本当にありがたかった。

なんか、自分で楽しみや喜びを見つけることに気がひける感じがずっとあったんですが、オーダーの打合せをさせてもらっている時、1ヶ月ぶり位に「楽しい!未来が楽しみ!」と思えました。

手元に届くのは7月頃、と聞いて、もうずーっと楽しみで。ずっと探していたけど出会えなかった「シルエットがぺったんこで、でも大容量で、見た目は帆布でクールな感じ、カープ党なのでポイントカラーは赤!」というリクエストをすべて満たす、私だけのオーダーメイドリュック。本当に、10年近く探し求めていたかも。


その後、少しずつ未来が楽しみになって、5月は仕事もなんとか頑張って成果も出て、これでやっと人並みな人間に戻れるかなという時。

たまたま暇してたある休日、近所の商店街の催しにdubluvyobsさんが来られるというので駆けつけ、そこで理想的な配色のミニリュックと出会い!

iPadがぎりぎり入る程度のコンパクトさ、水色×ベージュの爽やかなカラーリング。めっちゃ可愛いくて、悩んだ末にお迎え!

土日の朝、近所を散歩するのが好きなんですが、これをお供にがしがし歩いてました。軽いし可愛いし最高!目に入るだけでテンションが上がってしまいます。

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そんな楽しいこと、嬉しいことが少しずつ積み重なって。辛いことがあっても命は続くし、生きるためには働かねばならぬのだなあ、と思っていた矢先でした。

6月、今度は母が膵臓癌と判明。ステージⅠで発見されたのが本当に奇跡だったんたけど、いろいろ長患いしていたから「命に関わる手術」と言われ、急遽帰省し、立ち会って。

手術は無事に成功したものの、しばらく看病のために帰省してテレワークさせてもらおうかな…と考えていたその翌日、今度は、自分の胃にGISTの疑いあり、要検査と診断されました。

まじかよー!と。もうさすがに笑うしかないなって感じ。まあ胃癌じゃなくて本当に良かったんだけれども!たとえ本当にGISTだったとしても、切れば終わる腫瘍だし。

でも、これまで歯医者が痛みMAX経験というへなちょこな自分だから手術は怖いし、癌家系なんだなと覚悟はしていたけどこんなに早いかよ、とやっぱりショックで。


そんな混乱した状況で、そうだdubluvyobsさんに「リュックの納品先を帰省先に変えてください」とご連絡せねば、とメールしたところ、ちょうどその日、NAGASAWAさんの店舗にリュックを納品されるとのことで。

もう、奇跡だな!?と思いました。めちゃくちゃ下がっていたテンションが、一気に引き上げられた!

その晩、仕事上がりにお迎えに行ったオーダーリュックは、最高に私好みで、素晴らしくクールで、軽くて丈夫で。最高の相棒です。母の病院へ向かう時も、この子が私の相棒。テンションを上げてくれてます。

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その気持ちをdubluvyobsさんにメールしたら、とても喜んでくださって。ブログに書いてくださいました。

white96anddubluvyobs.blogspot.com


本当に、4月末のあの日の私が、dubluvyobsさんのオーダー会に行ってくれて良かった。

こんな状況になってると、全然想像していなかったけど、あの時の私からの贈り物が、今の自分を勇気付けてくれています。

これからしんどいこともまだまだたくさんあるかもしれないけど、大好きな相棒たちと一緒に頑張ろう!と思えています。

dubluvyobsラブ。

9.米津玄師「Lemon」

「アンナチュラル 」にめちゃくちゃはまっていたこともあって、数日間ずっとこの曲だけエンリピしていたくらい好きだったのですが、聴けなくなってしまいました。

祖母が亡くなった日も、帰省の道すがら、ずっと聴いていました。その日は雨が降っていて、空を見上げて、そんなところも歌詞と一緒なんだもんなと思ったことを覚えています。

 

今日は四十九日があって、いま帰省の途中。あれからだんだん、いろんな曲を聴けるようになってきて、日常に戻ってきたなと実感するけど、「Lemon」を再生すると、やっぱりだめでした。

 

「夢ならばどれほどよかったでしょう」

本当にね。いまだに夢を見ます。

 

歌ってすごいですね。

一瞬で、どこまででも連れていってくれるんだから。

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reissuerecords.net

 

8.小沢健二

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小沢健二が好きです、23年くらい。このタイミングでライブに行けるなんて、自分は小沢健二に「生かされている」んだなと、つくづく思い知った夜でした。

 

 

「春の空気に虹をかけ」2018/04/29 大阪城ホール

行ってきました。そして元気になった。すごい。オザケン凄い。誘ってくれた妹に感謝、小沢健二に感謝です。

人生で一番つらい春だったけれど、これから生きていくための力をくれた2時間でした。悲しいことも全部飲み込んで、忘れるでもなく、捨て去るでもなく、一歩ずつ歩いていきたい、と思わせてくれました。

22年前に「LIFE」を、「ラブリー」を聴いて、この先どんなに悲しいことがあっても強く生きていきたいと思った瞬間のことを思い出していました。このタイミングで、このライブに行くことができて本当に感謝です。

22年振りのオザケンでした。最高に幸せな時間だった!愛に満ちていましたた。


つよい人たち(強い気持ち、大きな愛が、人生を鮮やかなものにしてくれると信じている人たち)が作り上げた世界に招かれた2時間だと思っています。「LIFE」を初めて聴いた時、私は盛大に捻くれた子供だったのだけど、小沢健二が放つ力強い言葉に貫かれて、「つよい人になりたい」と思ったのでした。それから頑張って、あの頃の自分からすればそこそこ満足できる大人になったと思うのです。

4月、そんな大人になったはずの自分の足元がぐらぐら崩れ落ちそうなことばかりあって、また暗い世界に引きこもりそうになっていたけど、明るい光を思い出せてよかった。

小沢健二の世界観が、自分を強くしてくれたことを思い出せて、本当によかったです。

 

過去に参加したライブ


小沢健二のライブは今回が3回目で。1996年の「レビュー96 -甘夏組曲・ダイヤモンド組曲・サファリ96-」が初めてのオザケン(妹は初ライブだった)。アリーナの大きな空間で「LIFE」の曲を聴いて、小沢健二の歌が持つ力強さを実感したし、生きるって素晴らしいなあ、音楽って凄いなと思った初めての体験でした。

 
2回目は1996年12月の尾道での「lover」、3人編成のスペシャルライブ。初めてひとりライブだったし、尾道にひとりで行くのも初めてで、終始どきどきしていました。ライブの余韻に浸りながら歩いた商店街の風景や、「今日は名前呼んだりとかそういうの無しね」とステージ上から言われたのをよく覚えています。楽しい時間って永遠じゃないから、一度きりの邂逅を、その特別な瞬間を大事にしないといけないんだなと思ったものでした。
思えば、小沢健二のライブっていつもそういう「一生忘れられない、特別な瞬間」にしてくれるのが凄い。凄いとしか言えない…。

 

本当に素晴らしいライブでした。終始、ステージと音楽を華やかに彩った満島ひかりさん、相棒としてこんなに適任な方がいたのかと思ってしまった。(オザケンの歌詞に「光」が多かったことにも改めて気付けた)可愛くて綺麗な歌声で、本当に最高でした。思えば、祖母が亡くなる前日、たまたま「ラビリンス」にハマって一日中聴いていたので、今夜歌声が聴けて本当に嬉しかった。

そして服部隆之さんの指揮での生演奏、素晴らしかった!36人編成ファンク交響楽、最高にゴージャスでした。「強い気持ち・強い愛」で涙腺が決壊。


思えば、人間としての自我が確立した瞬間に聴いていたのが小沢健二の歌だったので、DNAに編み込まれている勢いで小沢健二が好きなのは当然なんだろうな、と、アンコールの「ドアをノックするのは誰だ? 」で踊りながら考えていました。この20年程は、聴く音楽はもっぱら洋楽・邦楽のロック系ばかりだったけど、人間としてのベースはここにあったんだな。


素晴らしい時間をありがとうございました。今夜のことは一生忘れません。

生活に帰ろう。がんばろう。

(メモ)SNSで見つけた東京国際フォーラムでのセットリスト。変わってないんじゃないかなと思う。

セットリスト

 

1.アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先) 

2.シナモン(都市と家庭) 

3.ラブリー 

4.ぼくらが旅に出る理由 

5.いちょう並木のセレナーデ 

6.神秘的 

7.いちごが染まる 

8.あらし 

9.フクロウの声が聞こえる

10.戦場のボーイズ・ライフ

11.愛し愛されて生きるのさ

12.東京恋愛専科
13.愛し愛されて生きるのさ

14.戦場のボーイズ・ライフ

15.強い気持ち・強い愛
16.ある光

17.流動体について (アンコール)

18.流星ビバップ

19.春にして君を想う 

20.ドアをノックするのは誰だ?

21.アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)

 

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7.オパール

常々、この世で一番起こってほしくない恐ろしいことは祖母の死だと思っていた。2018年4月6日朝、それが起こってしまって、私の世界は変わった。


今年の4月は本当に悪夢のような日々だった。5日までは、とても幸せだったのに。

6日に祖母が急逝して、呆然としながら通夜と葬儀をこなして、なんとか気持ちを落ち着けて社会復帰したら、16日に伯父が亡くなった。

ふたりとも、私が大学に進学して地元を離れるまで一緒に暮らしていた、育ての親的な存在だった。実の親とうまくいっていなかった時間が長かったけど、祖母と伯父が傍にいてくれたから、真っ当な人間に育つことができた。

祖母から一番、愛されていたという自覚がある。亡くなる前日に電話をくれた。もっと、喋っておけばよかった。


伯父は肺気腫と胃癌を患っていて、祖母宅で寝たきりだったから、なんとなく覚悟はしていたけど、祖母は本当に、いまだに信じられないでいる。

亡くなるつい1週間前まで元気で、一緒につくし取りをしたり、91歳の誕生日祝いのカーディガンや月光荘のミニバッグをとても喜んでくれて、デイサービスの花見に来ていくんだと笑っていたから。

まさか、インフルエンザをこじらせてあっというまに逝ってしまうとは、想像していなかった。入院もしたし、あとは回復するだけだと、誰もが思っていたのに。3日後に、姪の入園式があったのに。


4月6日から、3週間が経った。私は生きてはいるけど、仕事人間としては最低だった、死んでいた。

上司にはとても迷惑をかけてしまい、実働日数も少なかったけど、最低限の仕事しかしていない。売り上げは過去最低だし、経営会議の予定も法事で潰した。未来のことはまだ考えたくない、やる気がない。浮上できない。甘えているのかも。情けないと思うけど、気持ちが昂ぶらない。息をするので精一杯。


毎日、祖母の夢を見る。

祖母と伯父をはじめとする親族が、祖母の家にみんな揃っていて、笑っている夢を見る。

毎日、毎日。

朝、目を覚ますたび、現実に心を抉られる。もういない。あの家に、あのふたりはもういない。

米津玄師の「Lemon」、今はつらくて聴けないけど、ほんとにあの歌詞のまま。エンリピしていた時、まさか祖母が居なくなってしまうなんて想像もしていなかった。

毎日、息をして、歩いて、ごはんを食べて、祖母や伯父の写真を眺めながら眠る。夢を見る。起きて泣く。


あんなに仕事が好きだったのに、こんなに仕事人間としてポンコツになるなんてと、自分でもおかしくなる。こんなにダメな人間だったとは。

葬式が終わって、火葬場で骨を拾ったら、次の日からはまた日常を始めなければいけない、つらいけど心を強く持って生きることがカッコいい人間だと思っていたのに、全然できない。いつまでもメソメソしている。

明後日から帰省して、GW連休に入るのが今は怖い。帰省するのに祖母や伯父がいないなんて、生まれて初めての経験だから。もう会えないなんて。

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祖母が亡くなった次の日、生前の祖母と約束していたオパールの指輪を貰ってきた。形見にくれると約束していた、大粒のオパール。

私がオパールやマルチカラーが好きなのは、確実にこの祖母の指輪にルーツがある。

一番はじめの記憶は、保育園の頃、祖母が電車移動ありの遠足に来てくれた時、薬指にはめていた指輪を見つけた。大きいね、きれいだねと羨ましがった。大人になって、身につけるアクセサリーはどれもオパールをあしらったもの。


毎日、オパールの指輪を身につけて生きている。大粒だから薬指が重たい。

目に入るたび、どうして私がこの指輪を嵌めているのかな、と不思議に思う。おばあちゃんがいない世界は、生まれてこのかた初めての経験で、怖い。まだ傷口は乾いていなくて、血を流し続けているような、そういう気分。

いつか、慣れる日が来るんだろうか。


FALL OUT BOYの来日公演に行って、音楽の聴こえ方はすこし変わったけど、自然に体は動いてしまうし笑顔になる。一緒に死ぬわけにはいかないし、生きていくためには働かなくてはいけない。そう思えたことはとても良かった。

 

長生きをして、たくさんの幸せと思い出をくれた、とは言え。

大往生だったじゃないか、と言われても。

伯父の通夜の時、お世話になったお坊さまが、声を詰まらせながら教えてくださった、小林一茶の俳句が共感できすぎてつらい。

 

”露の世は 露の世ながら さりながら 

小林 一茶”

 

 

ここまで書いて、読み返してみると、陰鬱で甘えていていやになる。

さりながら。

6.HUTTE PAPER WORKS

時々手紙を書くので、文房具屋や文具フェスがあると、必ず便箋をチェックします。でも、なかなかこれ!という便箋に出会えなくて。
店舗で販売されているものは、シンプルすぎるかデコラティブすぎるかどちらか。という感じで(完全なる主観です、好みの問題)、かと言って友人のようにminneで通販するのもな…という状態でした。

そんな時に出会ったのが、プロペラスタジオさんが取り扱っている「Hütte paper works(ヒュッテペーパーワークス)」の紙ものでした。

 

HUTTE PAPER WORKSについて

huttepaperworks.shop

特にボタニカルシリーズが本当に好きで!元々、祖父母が園芸家だったし、両親もガーデニングが趣味なこともあり、惹かれざるを得ないモチーフです。

しかも活版印刷を使われていたり、クラフトっぽい風合いの紙を使われていたり。シンプルな、でもぬくもりが感じられる色合いのデザインや、細部までこだわりぬいたマテリアルが、最高に好みです。

一番好きなモチーフはクリスマスローズ。2017年11月の紙フェスKobeで初めて買わせて頂いたのですが、ショップの方とお話した時、常設店はなく、その時々でいろんな店舗さんで取り扱われているとのことだったので、軽く絶望したものでした。貴重品すぎる…と。
でもその後、ミント神戸の文房具屋さんでも取り扱いスタートされてたのを見かけて嬉しくて!
(BALのTODAY'S SPECIALでも置いておられるそうで、嬉しいなー!)

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2018年の新作

そして今日、KIITOで開催された「文具と紙と暮らし市」で、新作を始め、アホほど買いました。便箋やメッセージカードのほか、マスキングテープやトートバッグもお迎えしました。新しいモチーフの紫陽花も素敵で。
トートバッグも買う予定ではなかったのですが、毎年一点ずつ作っていくと言われては、お迎えせざるを得なかった…!オリーブモチーフ可愛いです。厚手で使いやすそうです。満足…。

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マテリアルについて

竹尾さんのサイトに、便箋の紙の詳細が掲載されていました。

takeopaper.com

フェスでショップの方とお話した時、いろいろこだわりを教えてくださったのですが、これを読むと一層理解が深まります。ブンペルとポルカレイド!覚えました。

フェスだと、デザイナーさんとお話するチャンスがあるのがすごく嬉しいです。ますますファンになってしまう。
こういうフェスを定期的に開催してくれるナガサワ文具センターさんにも大感謝です!

小休止

「好きなものを語り尽くすブログ」、精神衛生上とても良いことに気付きました。

なんの気兼ねもなく、ひたすら好きなものを好きなように愛でるのは楽しいし、幸せだ…!

今後語っておきたいことを、備忘録としてメモ。

 

 スポーツ

・カープ

・ズムスタ

・あの日、侍がいたグラウンド(映画)

 

音楽

・GREEN DAY

・muse

・LINKIN PARK

・FALL OUT BOY

・細美武士(ELLEGARDEN、the HIATUS)

・indigo jam unit

 

漫画

宝石の国

北北西に曇と往け

おまえが世界を壊したいなら

安野モヨコの漫画全般(主に働きマン)

西村しのぶの漫画全般(主にライン、サードガール、SLIP)

 

映画

シン・ゴジラ

ダンケルク

怒り

週末・早朝の映画鑑賞

 

アニメ

エヴァンゲリオン

ポプテピピック

ユーリ!!! on ICE 

 

好きな店

・mocchi

・じばさんele

・クリオロカフェ

・おばんざいきっ果

・Aoyama Flower Market TEA HOUSE

・月光荘

 

その他

・万年筆用インク

・helicoさんの万年筆・ガラスペン

・便箋(主にカキモリについて)

・KAGAYAさんの「銀河鉄道の夜」

・仕事効率化アプリ

・オパールのアクセサリー

 

など!

何から書くか迷う。そのうち増えていくのも楽しみ!

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4.スマホゲーム

好きなものを語り尽くす・4番目。本当は「アンナチュラル」について書きたいのだけど、まだ消化しきれていないので…
唯一、1年半ほど続けてプレイしているスマホゲームについて記します。

 

 

2016年10月から始めた箱庭ゲーム、ムーミン谷。

moominvalley.poppin-games.com
Pokémon GOもアビスリウムも刀剣乱舞も続かなかったこの私が!唯一、毎日やり込んでいるアプリゲームです。
最低でも1日5回はログインするし、イベント時の週末は20分ごとにチェックします。それでも、まだLVやランキング的にはペーペーです。ガチ勢には程遠い。
ガチ勢は私の母と妹です。ふたりの指南があって、やっとここまで来たなという感じです。

元々、私が始める2年前ほどから妹がはまっていて、ムーミン好きな母も巻き込まれ。家族LINEや帰省で見聞きしては、気になっていました。
でも庭づくりのセンスは無いし、ふたりほどやり込める自信もなく。マリオの1面がクリアできない程度のゲーム能力の低さですから、そもそも面白さがあまりわからず。
ところがある日、妹がLINEで送ってきたこの画像

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これはたまらん、と。
鯉党としては、始めざるを得ない、と。

 

でもこのレベルまで行くのは、なかなか大変です。まずは1枚の畑と一粒のコーヒー豆を与えられて、それを育てるところから始まり…徐々に畑が増え、育てられる作物や、大工小屋で作れるモノが増え。
海釣りができ、オーブンで作れるメニューが増え、雑貨屋で交換できるモノが増え、土地を拡大し。やっと今、ここまで来ました。

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ちなみに母の庭はこのような。美しすぎか…

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ムーミン谷アプリにハマってしまう理由を5点にまとめてみました。

 

庭づくりの楽しさ

自分のオリジナルの庭が作れるところが最高ですね。私はマンション暮らしですが、家族がガーデニング好きなので、花や樹木をいかに美しく配置するかを考えるのがめちゃくちゃはまります。
母や妹の庭が本当に美しくて羨ましい。いざ自分が作るとなると、持っているアイテムやデコの関係で、いろいろ制約もあるのですが。
母は治水や区画整備レベルで配置を考えていて、なんかすごい。町づくりか。

 

ランキングイベント

大小いろんなイベントが催されるのですが、毎月末の土曜から始まる1週間のランキングイベントが熱い。順位によって、もらえるデコのレベルが変わります。えげつないほど変わります。
母や妹は、無課金勢に関わらず、結構上位に食い込んでいます。すごい。私は2,000位に入れたらいい方です。

最近はランキングイベントのために資材を備蓄しています。それが次に挙げる魅力に繋がっていると考えています。

 

マルチタスク・戦略性

ムーミンアプリにはいくつかのタスクがあります。畑、焚き火、オーブン、大工小屋、海釣り、フライヤー、編み物の各コーナーでモノを作り、たとえば編み物が完成したら雑貨屋で牛乳や卵と交換してもらい、デザート類を作る。そしてバスケット、フライパンで調理をし、発明で潜水艇などを建造する。

<参考>

作れるもの一覧 ようこそムーミン谷へ箱庭攻略 - わらさんブログ


いかに効率よくモノを作り、イベントで上位入賞するために資材を備蓄していくか?という戦略を練るのが最高に楽しいです。資材備蓄の目標・数値管理がやりやすいスマホアプリ無いかなあ…母の手作り管理ボードのようなものを再現できると最高なんですけども。

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キャラクター

活動を重ね、レベルが上がっていくと、谷を闊歩するキャラクターが増えます。元々ムーミンが好きな人たちは堪らないんだろうな。
私はゲームからムーミン好きになったくちなので、ムーミン展に行ったり、絵本を読んだりすると「ああ、こういうキャラだったの!?」とか思っています。ムーミンの原作は奥深いなあ。姪がもうすこし大きくなったら、全作プレゼントしたいです。

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プレイヤー(家族)との対話

戦略とか備蓄状況について、よく母と討議します。お互い、イベントで上位を目指すための目標数値を設定しており(潜水艇は最低5個、焼きマメルクは最低10個…等)いかに日々の仕事や生活時間の合間を縫って、効率よく資材を貯めるか?という至上の命題について。
母、妹、私でチャートを作りながら、気がつけば1時間くらいは余裕で経っている。生産性の向上とかマルチタスクとか好きな人には堪らないゲーム性だと思います。
今のところ、我が家の戦略としては、先に「マメルク」を大量に釣り上げておいて、潜水艇と焼きマメルクを用意しておき、あとは難易度が高めの複合物から順に備蓄していく…というやり方がベストではと考えています。
毎月目にする母のスコアラーぶりが奮っていて、こんな才能があったんだな…と妹と慄いています。
そんな母の最近の悩みは、LV70の上限です。谷の拡張もやり尽くしているので、ランキングで上位入賞するしか喜びがないらしい。LV100位まで上限を引き上げていただきつつ、谷のスペースを拡げていただけると嬉しいかな。

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3人でよく、無課金で上位入賞できるよう頑張ろう!と誓い合っていましたが、さすがに、これだけ遊ばせていただいて何もお支払いしないのは申し訳ないな…と、ルビーを少しずつ購入させていただいています。もっと谷のスペースを拡張して、家や樹木のデコを置きたいな。
楽しませていただいているゲーム制作会社さんには感謝です。ずっと続けていきたいゲームです。

3.万年筆とガラスペン

ガジェットおたくですが、一方で万年筆・ガラスペンも愛しています。
仕事が忙しくない時は、万年筆で思考のアウトプットをしていました。消しカスが出るのが嫌なのでボールペン派だったのですが、時々掠れるのが気になっていて。
友人が万年筆沼にはまり、傍で眺めているうち、まんまと誘われました。周囲に万年筆のお店が多くて、恵まれた環境だったことも要因のひとつにあります。

現在の手持ちの万年筆・ガラスペンについて記します。いずれ好きなインクについてもまとめたい。

 

1.SAILOR/四季織々 雪椿

2016.11.18

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友人からプレゼントしてもらいました。透明感ある白いボディに薄ピンクが散って美しい。金ペンとの色彩バランスが絶妙です。
書き出しは若干硬めかなといつも思うのですが、書いていくとするすると文字が伸びていく感じ。(川口先生にも見てもらったし!)書くことが楽しくなる、最愛の一本です。
雪椿の前に、初めての万年筆としてLAMYを使っていたのですが、友人のお姉さんに貰われていったので、事実上これが初めての万年筆になります。
インクは色彩雫の躑躅。最高。

 

2.大西製作所/セルロイド金魚ミニ

2017.1.20

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友人がプラチナ万年筆のセルロイド金魚を持っていて、赤好きの自分としては垂涎の品で…。かつ限定400本!と聞くと、お迎えせずにはおれませんでした。
ペン先はステンレススチールだけど好きなんですよね、スチール。がしがし書ける。

 

3.kaweco/Brass Sport

2017.5.21

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ブラスの小物が大好きで!トラベラーズノートにもちょくちょく真鍮のアイテム取り混ぜてます。
なのでBrass Sportは、多少重くても、手が疲れても、買わざるを得ないと。
ただ、すーぐ酸化するんですよね…私の手から何か出てるのかな。レモン汁でこまめに手入れすればいい感じのピカピカに戻りますが。
インクはプラチナの古典インク、シトラスブラック。書くはしから薄い黄色がカーキに変わっていくのが、もう、堪らない組み合わせですね。魔法を使ってる気分になります。

4.てとひ/mit...

2017.6.10

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最愛のガラスペンです。愛しい…近所のお店に常設してくれていて良かった。可愛い。大好きです。カフェで仕事する時は、タミヤの小瓶入りインクを3種類ほどと、このmit...を連れて行きます。小さいけど、握り込んで文字をしたためるので、書きやすい。疲れない。可愛い!
感動して、mit...でてとひさんへのお手紙をしたためて、ナガサワさんにお渡しいただきました。良い思い出。

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5.VISCONTI/Merry-Go-Round

2017.6.11

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半年くらい、ずーーーっと気になっていたんですが、廃盤になったと聞いて即、お迎えに行きました。4店舗ほど巡って、一番綺麗なボディを吟味。水色とピンクのバランスがたまらないです。
梅田の蔦屋書店さんで購入したのですが、店員さんがいろいろ蘊蓄を教えてくださって楽しかったな。
この子もスチールです。書きやすい!インクは多山文具の三角州ライトブルーを入れています。透明感のある美しい水色と、このMerry-Go-Roundの相性は最高!

 

6.kaweco/Liliput Fireblue

2017.8.2

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Fireblueが欲しくて欲しくて、半年間ずーーーっと探してました。この子も個体差があるので、直接目で見て選びたかった。けど、無い!神戸も大阪も東京も、有名どころのショップは軒並み巡って、いなくて。kawecoのプロモーションMovieを見てはうっとりしつつ、公式通販サイトで買うか、悶々としていました。ド、ドイツ語…
で、思い余って通販をしたのですが、なんとショップの倉庫が会社の近くで、直接立ち寄らせてもらって、3本の中から見比べて、最高の色合いの一本を選ばせていただきました。ありがたい…!
細さも軽さもベスト!書きやすい…。いつも仕事鞄に入れているのはこの子です。Mont Blancのロイヤルブルーを入れています。

 

7.helico/シュクル万年筆(2016.12.2オーダー/金ペン)

2017.9.30

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万年筆サミットでオーダーしたシュクルが、実に9ヶ月後に我が手に!!!
helicoさんオリジナルの金ペンがデビューした直後だったのでオーダーしました。嬉しかった!
まるでジョン・ブランブリットが描く色彩のような鮮やかさですよね。たまらない…ボディは握り込みやすい太さで、でも軽いので、長時間書いていても疲れません。
インクはペリカンのBrilliant Red。透明感のある赤が、相性良すぎです。

 

8.helico/ミルクガラスペン

※オーダー中(オパール)
2017.12.2

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待ってます…‼︎ 身につけているアクセサリーはすべてオパールというくらい好きな宝石なのですが、すごく「っぽい」色合いの角材があったので。
楽しみだなあ!ミルクガラスペンをオーダーしています。すこし太めで。この子が来たら、もう他には、いいかな…今のところ…。

 

と言いつつ、Mont Blancのマイスターシュティック モーツァルトも欲しいんだけど、こちらも廃盤とのことで…見つけ次第、確保した方がいいのかな。。。悩ましい。

 

いろいろと手にしたけど、一番愛しているのは、やっぱりてとひさんかなあ。

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2.Bamboo Tip

軽度のガジェットおたくです。iPad Air2で手書きノートを使い倒すことを命題にしている程度のオタク。仕事効率化とかライフハックとかいうキーワードに問答無用で飛び付きます。

プランニング系の仕事をしているので、案件ごとに結構なボリュームの文書があって、仕事鞄はいつも愛用のsurfaceと書類で8kgくらいありました。メモ魔なのでいろんなところに企画や議事録を書き散らすし。そこで数年前から、会社のiPad Air2を私物化させていただき、せっせと仕事効率化を追求していました。

 

今のところのベストメンバー。
・iPad Air2
(純正カバーとAndMesh Caseを装着。ペンホルダーはQuiver2本差し用)
・Bamboo Tip
・Noteshelf2
・Evernote

※2019年3月時点、Apple Pencilに完全移行しています。

shiofever.hatenablog.com

 

shiofever.hatenablog.com

 

 

今回は主に、スタイラスペン「Bamboo Tip」についてレビューします。

 

Bamboo Tipの使い勝手

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Bamboo Tipとの出会い

紙と万年筆の代わりにするので、スタイラスペンの使い勝手は最大の命題です。この数年、高いものから安いものまで、色々と試しました。
一番長く使ったのはスタイラスペン Su-Pen P201S-T9NR(MetaMoji)。滑りも反応も良いので愛用していましたがどうしてもペン先が丸いのが、ずっと気になっていて。。。書く文字が小さいので、極細ペン先が理想なのでした。


そこへリリースされたのがWacomのBamboo Tipです。

・ペアリング不要
・乾電池不要(充電式)
・1.9mmの極細ペン先
この3点を満たしてくれて、なおかつ「あの」Wacom製なら間違いなかろうと期待値MAXで、発売日に即購入しました。
結果、1週間くらいは悶々とする日々を過ごすことに。

Bamboo Tip ― スマートフォンやタブレット用の極細スタイラスペン。これがあれば、もうひらめきを逃しません。| Wacom

 


Bamboo Tipの使いこなし術

Bamboo Tipで文字を書くと、まず線が途切れます。書けないことも多々あります。たまに消えます。
アポ中にメモを取るなんて出来るはずがないし、企画考案中もうまく書けないストレスでひらめきを逃しまくりでした。

AmazonやTwitterでレビューを読み漁っては「みんな同じ評価か…」と落ち込む日々。でも安い買い物ではなかったので、なんとか使いこなしたいと試行錯誤していました。

 

その結果、わかったこと。
・めいっぱい画面を拡大すれば書ける
→iPhoneの画面だと綺麗に書けるので、変だなと思ってたのです。書く時の面積比がポイントなのかなと思います。
・万年筆モードだと書きやすい
→線が表現されやすいのかな?ノートアプリとの相性もあるのかも。
この2点で、まあまあ及第点という感じです。書ける。アポや取材中のメモも取れる。(めっちゃ字が汚いけれども!)書く際のストレスは8.5割から1.5割くらいに軽減されました。良かった…。

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結局、iPad ProとApple Pencilの組合せに勝てるものはないのだと、よくわかっています。でもiPad Air2がまだまだ現役だし、手書きノートのためにPro購入にも踏み切れないので、しばらくはBamboo Tipで我慢するか、という状態です。


ノートアプリの変遷

スタイラスペンと同じくらい重要なのがノートアプリ。Bamboo Tip購入前に使っていたのはMetaMojiNote(有料版)でした。
Bamboo PaperやPenultimate等も試しましたが、メモとして書けてもファイル整理がしにくかったり、PDFを挿入しづらかったりで。
案件ごとにこまかくファイルを分けたい、PDFや画像を挿入して書き込みたい、文章量がかなり多い私には向いていませんでした。

MetaMojiNoteの魅力

そんな私にベストだったのがMetaMojiNote。本当にお世話になりました。これで紙が一切いらなくなりました。使い心地はNo.1。特に投げ輪&移動&サイズ変更機能はめっちゃ重宝しました。

けれどBamboo Tip活用に試行錯誤していた時、私は出会ってしまったのです、Noteshelf 2に。

 

Noteshelf2の使い心地

Bamboo Tipとの相性が良いアプリを探して放浪していた時に、たまたま安くなっていたのがNoteshelf2でした。レビューはどれも高評価だったし、ストレスフリーな書き味の為ならと購入(結果としてMetaMojiNoteには何の非もなかったのでとばっちりでした。。。)

Noteshelf2の使い勝手は、MetaMojiNoteとほぼ変わりません。投げ輪した文字のサイズ変更が出来ない?のだけが心残りですが、あとは完璧。さすが。
そして何より優れているのがUIでした。機能性と「使い心地、デザイン」が加わると最強だな…と改めて実感したアイテムでした。使っていて楽しい!って大事ですね。

<Noteshelf2の好きなところ>
・本棚状にファイルを整理できる
複数のカテゴリ内に、常時5〜15点程のファイルを作りがちなので、本棚状に整理できるのは本当に助かります。
・ファイルの表紙画像を変えられる
自分の好きな画像をアップロードして表紙にセットできるのがめちゃくちゃ良いです。多少テンションが低い時に見ても、ちょっと楽しくなってやる気が出ます。

画像を挿入すると重くなる?ようなので、それは避けるようにしていますが、あとは概ね使い勝手には満足です。
カレンダーや企画書フォーマットなどは、pptで作ったものをPDF変換し挿入して、オリジナルテンプレート的に使っています。

 

試行錯誤しながらも、なんとかBamboo Tipと仲良くなることはできたと思います。でもApple Pencilを見かけるたびに試筆してしまうのは止められない…今年中にはPro&Apple Pencilデビューしてしまいそうです。

 

※2018年10月現在、Apple Pencilに完全移行しております。

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