memo

ひたすら好きなことについて記すメモです。

8.小沢健二

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小沢健二が好きです、23年くらい。このタイミングでライブに行けるなんて、自分は小沢健二に「生かされている」んだなと、つくづく思い知った夜でした。

 


8.小沢健二


「春の空気に虹をかけ」2018/04/29 大阪城ホールに行ってきました。そして元気になった。すごい。オザケン凄い。誘ってくれた妹に感謝、小沢健二に感謝です。

人生で一番つらい春だったけれど、これから生きていくための力をくれた2時間でした。悲しいことも全部飲み込んで、忘れるでもなく、捨て去るでもなく、一歩ずつ歩いていきたい、と思わせてくれました。

22年前に「LIFE」を、「ラブリー」を聴いて、この先どんなに悲しいことがあっても強く生きていきたいと思った瞬間のことを思い出していました。このタイミングで、このライブに行くことができて本当に感謝です。

22年振りのオザケンでした。最高に幸せな時間だった!愛に満ちていましたた。


つよい人たち(強い気持ち、大きな愛が、人生を鮮やかなものにしてくれると信じている人たち)が作り上げた世界に招かれた2時間だと思っています。「LIFE」を初めて聴いた時、私は盛大に捻くれた子供だったのだけど、小沢健二が放つ力強い言葉に貫かれて、「つよい人になりたい」と思ったのでした。それから頑張って、あの頃の自分からすればそこそこ満足できる大人になったと思うのです。

4月、そんな大人になったはずの自分の足元がぐらぐら崩れ落ちそうなことばかりあって、また暗い世界に引きこもりそうになっていたけど、明るい光を思い出せてよかった。

小沢健二の世界観が、自分を強くしてくれたことを思い出せて、本当によかったです。


小沢健二のライブは今回が3回目で。1996年の「レビュー96 -甘夏組曲・ダイヤモンド組曲・サファリ96-」が初めてのオザケン(妹は初ライブだった)。アリーナの大きな空間で「LIFE」の曲を聴いて、小沢健二の歌が持つ力強さを実感したし、生きるって素晴らしいなあ、音楽って凄いなと思った初めての体験でした。

 
2回目は1996年12月の尾道での「lover」、3人編成のスペシャルライブ。初めてひとりライブだったし、尾道にひとりで行くのも初めてで、終始どきどきしていました。ライブの余韻に浸りながら歩いた商店街の風景や、「今日は名前呼んだりとかそういうの無しね」とステージ上から言われたのをよく覚えています。楽しい時間って永遠じゃないから、一度きりの邂逅を、その特別な瞬間を大事にしないといけないんだなと思ったものでした。
思えば、小沢健二のライブっていつもそういう「一生忘れられない、特別な瞬間」にしてくれるのが凄い。凄いとしか言えない…。

 

本当に素晴らしいライブでした。終始、ステージと音楽を華やかに彩った満島ひかりさん、相棒としてこんなに適任な方がいたのかと思ってしまった。(オザケンの歌詞に「光」が多かったことにも改めて気付けた)可愛くて綺麗な歌声で、本当に最高でした。思えば、祖母が亡くなる前日、たまたま「ラビリンス」にハマって一日中聴いていたので、今夜歌声が聴けて本当に嬉しかった。

そして服部隆之さんの指揮での生演奏、素晴らしかった!36人編成ファンク交響楽、最高にゴージャスでした。「強い気持ち・強い愛」で涙腺が決壊。


思えば、人間としての自我が確立した瞬間に聴いていたのが小沢健二の歌だったので、DNAに編み込まれている勢いで小沢健二が好きなのは当然なんだろうな、と、アンコールの「ドアをノックするのは誰だ? 」で踊りながら考えていました。この20年程は、聴く音楽はもっぱら洋楽・邦楽のロック系ばかりだったけど、人間としてのベースはここにあったんだな。


素晴らしい時間をありがとうございました。今夜のことは一生忘れません。

生活に帰ろう。がんばろう。

(メモ)SNSで見つけた東京国際フォーラムでのセットリスト。

変わってないんじゃないかなと思う。
1.アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先) 
2.シナモン(都市と家庭) 
3.ラブリー 
4.ぼくらが旅に出る理由 
5.いちょう並木のセレナーデ 
6.神秘的 
7.いちごが染まる 

8.あらし 

9.フクロウの声が聞こえる

10.戦場のボーイズ・ライフ

11.愛し愛されて生きるのさ
12.東京恋愛専科

13.愛し愛されて生きるのさ
14.戦場のボーイズ・ライフ
15.強い気持ち・強い愛

16.ある光
17.流動体について 

(アンコール)
18.流星ビバップ
19.春にして君を想う 
20.ドアをノックするのは誰だ?
21.アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)

 

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