2.Bamboo Tip
軽度のガジェットおたくです。iPad Air2で手書きノートを使い倒すことを命題にしている程度のオタク。仕事効率化とかライフハックとかいうキーワードに問答無用で飛び付きます。
プランニング系の仕事をしているので、案件ごとに結構なボリュームの文書があって、仕事鞄はいつも愛用のsurfaceと書類で8kgくらいありました。メモ魔なのでいろんなところに企画や議事録を書き散らすし。そこで数年前から、会社のiPad Air2を私物化させていただき、せっせと仕事効率化を追求していました。
今のところのベストメンバー。
・iPad Air2
(純正カバーとAndMesh Caseを装着。ペンホルダーはQuiver2本差し用)
・Bamboo Tip
・Noteshelf2
・Evernote
※2019年3月時点、Apple Pencilに完全移行しています。
今回は主に、スタイラスペン「Bamboo Tip」についてレビューします。
Bamboo Tipの使い勝手
Bamboo Tipとの出会い
紙と万年筆の代わりにするので、スタイラスペンの使い勝手は最大の命題です。この数年、高いものから安いものまで、色々と試しました。
一番長く使ったのはスタイラスペン Su-Pen P201S-T9NR(MetaMoji)。滑りも反応も良いので愛用していましたがどうしてもペン先が丸いのが、ずっと気になっていて。。。書く文字が小さいので、極細ペン先が理想なのでした。
そこへリリースされたのがWacomのBamboo Tipです。
・ペアリング不要
・乾電池不要(充電式)
・1.9mmの極細ペン先
この3点を満たしてくれて、なおかつ「あの」Wacom製なら間違いなかろうと期待値MAXで、発売日に即購入しました。
結果、1週間くらいは悶々とする日々を過ごすことに。
Bamboo Tip ― スマートフォンやタブレット用の極細スタイラスペン。これがあれば、もうひらめきを逃しません。| Wacom
Bamboo Tipの使いこなし術
Bamboo Tipで文字を書くと、まず線が途切れます。書けないことも多々あります。たまに消えます。
アポ中にメモを取るなんて出来るはずがないし、企画考案中もうまく書けないストレスでひらめきを逃しまくりでした。
AmazonやTwitterでレビューを読み漁っては「みんな同じ評価か…」と落ち込む日々。でも安い買い物ではなかったので、なんとか使いこなしたいと試行錯誤していました。
その結果、わかったこと。
・めいっぱい画面を拡大すれば書ける
→iPhoneの画面だと綺麗に書けるので、変だなと思ってたのです。書く時の面積比がポイントなのかなと思います。
・万年筆モードだと書きやすい
→線が表現されやすいのかな?ノートアプリとの相性もあるのかも。
この2点で、まあまあ及第点という感じです。書ける。アポや取材中のメモも取れる。(めっちゃ字が汚いけれども!)書く際のストレスは8.5割から1.5割くらいに軽減されました。良かった…。
結局、iPad ProとApple Pencilの組合せに勝てるものはないのだと、よくわかっています。でもiPad Air2がまだまだ現役だし、手書きノートのためにPro購入にも踏み切れないので、しばらくはBamboo Tipで我慢するか、という状態です。
ノートアプリの変遷
スタイラスペンと同じくらい重要なのがノートアプリ。Bamboo Tip購入前に使っていたのはMetaMojiNote(有料版)でした。
Bamboo PaperやPenultimate等も試しましたが、メモとして書けてもファイル整理がしにくかったり、PDFを挿入しづらかったりで。
案件ごとにこまかくファイルを分けたい、PDFや画像を挿入して書き込みたい、文章量がかなり多い私には向いていませんでした。
MetaMojiNoteの魅力
そんな私にベストだったのがMetaMojiNote。本当にお世話になりました。これで紙が一切いらなくなりました。使い心地はNo.1。特に投げ輪&移動&サイズ変更機能はめっちゃ重宝しました。
けれどBamboo Tip活用に試行錯誤していた時、私は出会ってしまったのです、Noteshelf 2に。
Noteshelf2の使い心地
Bamboo Tipとの相性が良いアプリを探して放浪していた時に、たまたま安くなっていたのがNoteshelf2でした。レビューはどれも高評価だったし、ストレスフリーな書き味の為ならと購入(結果としてMetaMojiNoteには何の非もなかったのでとばっちりでした。。。)
Noteshelf2の使い勝手は、MetaMojiNoteとほぼ変わりません。投げ輪した文字のサイズ変更が出来ない?のだけが心残りですが、あとは完璧。さすが。
そして何より優れているのがUIでした。機能性と「使い心地、デザイン」が加わると最強だな…と改めて実感したアイテムでした。使っていて楽しい!って大事ですね。
<Noteshelf2の好きなところ>
・本棚状にファイルを整理できる
複数のカテゴリ内に、常時5〜15点程のファイルを作りがちなので、本棚状に整理できるのは本当に助かります。
・ファイルの表紙画像を変えられる
自分の好きな画像をアップロードして表紙にセットできるのがめちゃくちゃ良いです。多少テンションが低い時に見ても、ちょっと楽しくなってやる気が出ます。
画像を挿入すると重くなる?ようなので、それは避けるようにしていますが、あとは概ね使い勝手には満足です。
カレンダーや企画書フォーマットなどは、pptで作ったものをPDF変換し挿入して、オリジナルテンプレート的に使っています。
試行錯誤しながらも、なんとかBamboo Tipと仲良くなることはできたと思います。でもApple Pencilを見かけるたびに試筆してしまうのは止められない…今年中にはPro&Apple Pencilデビューしてしまいそうです。
※2018年10月現在、Apple Pencilに完全移行しております。