41.ローズガーデン(泉州)
2017年6月11日に訪れた、大阪・泉南の花咲きファームにあるデビッド・オースチンのイングリッシュローズガーデン。
ここはちょっと忘れられない思い出のガーデンです。神戸からJRを乗り継いで2時間弱と、なかなかな距離なのですが、英国以外ではここにしか公式ガーデンが無いという希少さ。友人と連れ立って行ってきました。
デビッド・オースチン・イングリッシュローズ・ガーデン
DAVID AUSTIN
”泉南市のイングリッシュローズガーデンは、「イングリッシュローズ」を生み出し、世界中のばら愛好家に人気のデビッド・オースチン・ロージズ社の公式ローズガーデンです。同社の公式ガーデンは、本国・英国以外では泉南市にだけしか存在しないことから、シーズンには遠方からの来園者で賑わいます。関西国際空港からアクセスしやすく、眺望の美しい丘陵地に立地しており、広さは7500m2にも及びます。3,000株200種を超える同社のローズコレクションが咲き揃う様は圧巻で、見頃時期には、ローズフェスティバルが開催されます。”
引用:大阪泉州観光ガイド
ローズガーデン
訪れたのは、6月11日という、薔薇のシーズンが終わりに差し掛かった時でした。それが良かったんだと思います。土曜にも関わらず、ガーデンにはあまり人影が見当たらなくて。というのも、天気予報が微妙だったのと、薔薇が終わりかけていたからだと思います。
広大なガーデンの中、7割くらいの薔薇は枯れかけていて。でも残り3割が大輪の花を咲かせていました。それを撮ろうとすると、必ず、朽ちた薔薇が映り込むのです。それが、なんというか…退廃的な美しさで、最高でした。2017年の英国映画「ディストピア パンドラの少女」を思い出させます。
生と死が隣り合っているからこその美というか。花は生きてるんだな、と実感させてくれた、6月のガーデンでした。